これは、私が底辺現場で働いている時に目の当たりにした、イカれたメンバーを紹介する記事となります。
私の同じ会社から、一人の男が隣のチームに配属されることになりました。
名前を仮に、Kさんとします。
身長は180センチほどの長身。これといった特徴はなかったのですが、すごく良い人そうな見た目をしていました。
前職は何と、ベトナムの現地にて、旅行代理店か何かの仕事をしていたと言います。
なかなかユニークな経歴の持ち主です。なお、彼は日本人です。
接した感じ、極端に問題がある感じでもなかったといいます。
しかし、配属から２週間がたったある日、
Kさんは突然「熱が出た」と言い、会社を休むことになりました。
それ以来、彼は出社することはありませんでした。
その後、彼は退職してしまったことを聞きました。
ここまではよくあるバックレの話なのですが、問題はここからです。
彼が履歴書に書いていた住所は彼の家ではなく、居候していた友人の家だったのでした。
私たちが働いていた現場に入るにはセキュリティカードが必須となっており、このセキュリティカードを無くすとセキュリティ事故として扱われます。
なぜなら、他人のセキュリティカードで現場に入り、現場内にある情報やデータを盗み出される恐れがあるからです。
よって、なんとしてもセキュリティカードを取り返す必要があります。
Kさんは音信不通になったとのことでしたが、何らかの手を使ってセキュリティカードを手に入れることができたとのことでした。
もちろん、彼の行方は誰も知りません。
Kさんは２週間（実際は10日）しかいなかったのですが、強烈なインパクトと会社の信用を毀損して、去っていくことになりました。
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