私は、底辺IT派遣業の会社に勤めていました。
入社後すぐに会社が合併
→新社長が就任。そのせいで会社が傾く
→ブラック現場などの現場を転々
→底辺現場に配属、悪い意味で安定していたので居つく
と色々な経験をさせてもらいました(笑)
その時の経験の詳細はこちら↓
私のいた底辺現場(リンク)
会社がヤバくなるとどうなるか?(リンク)
その後、底辺現場に5年務めた末、紆余曲折あってそこも脱出することになります。
私が新卒で入社した時、同期は12人。
会社にいたのは計7年ほどなのですが、私が退職した時の残りは3人でした。
なお、3年の間に12人中3人が退職しており、新卒の3年以内退職率と言われる30%ジャストくらいの割合です。
ひどい会社でしたが、私の同期は比較的残った方だと思います。
(ちなみに、私の一年上の代は3年たたずして全員退職しています。前後数年の代も30%より高かったと思います。)
ある日、私は寝っ転がってiPhoneのSafariでネットサーフィンをしている時、
前の会社のグループウェアがお気に入り登録されていることに気づきます。
何となくクリックしてみると、IDとパスワードが表示されました。
PCからグループウェアにログインする際、手入力する必要があったので私はどちらも覚えていました。
入力すると、グループウェアの入り口に入ることができました。
その後、所属しているチーム及び自分の名前をプルダウンから選んで、自分で設定したパスワードを入力して中に入る仕組みになっています。
(私はとうの昔に退職しているので、当然名前はありません。)
しかし、誰が会社に所属しているのかは分かります。
これを機に、自分の知っているメンバーがいないかプルダウンから探してみることにしました。
(当時、退職後約3年が経過、つまり私が入社してから10年ほど経ったくらいです。)
結論から言うと、私が知っている社員は大分少なくなっていました。
特に私の近い世代は、ごっそりと抜け落ちている印象です。
私が入社してから日が経つにつれて年代構成がいびつになっていき、退職時は年取った人と入社して数年の若い人ばかりになっていました。
中堅どころのメンバーがごっそりいなくなるのは、良くない会社の特徴だと言われています。
なぜなら、仕事ができる20代、30代の世代がごっそりいなくなるわけですから。
会社の人口ピラミッドは、中堅どころがごっそりと抜けた砂時計の形になっていると思います。
私は転職活動を経て、20代、30代の若手がバリバリ活躍している会社に入社したのですが、あまりのギャップに驚きました。
ヤバい会社に残るメンバー
残ったメンバーを見てみると、みんなそれぞれ異なるパーソナリティの持ち主だったのですが、大まかな特徴があることに何となく気づいてきました。
仕事はすごくできるわけでなく、そこそこか少しできない程度
会社がヤバくなると、仕事ができる人からいなくなっていきます。
会社がヤバくなるとどうなるか?(リンク)
業績がある程度安定してきた後も、仕事ができる人と、ある程度経験を積んだメンバーが抜けていく流れは変わりませんでした。
残ったメンバーに、仕事が超できる人はいません。
さらにこれは少数派だったのですが、マジでどうしょうもなくできない人もいなくなりました。
残ったメンバーは、タイトルにあるようなメンバーだけになりました。
ぼーっとしている
残ったメンバーの特徴として挙げられるのは、何となくボーっとしている印象の人が多かったです。
・体育会系でガツガツ気味な人
・ギラギラしている人
・向上心のある人
は、気づいたらいなくなっていました。
コミュ力が低い
残ったメンバーを見て、顕著に感じたのがコミュ力の低い人が多いという事でした。
話しかけても会話が続かない人が多かった印象です。
コミュ力が低いと転職活動は著しく不利になるので、納得がいきました。
独身、実家暮らし
極めつけはこれです。
残ったメンバーは私が知る限りほとんどが独身、実家暮らし、またはその両方でした。
会社で、この人独身だろうな・・・っていう人は、大体独身だった印象があります。
状況は今もあまり変わっていないと思われます。
あとは実家暮らしも多かったです。
私のいた会社、給料が安いかつベースアップもほとんどありません。
特に家族を持っている人に多かったのですが、「給料が安すぎる」といってやめていく人がちらほらいました。
実家暮らしだと、家賃や生活費を大分抑えられる為、給料が安くても切羽詰まることは少ないでしょう。
だからこれも納得しました。
まとめ
皆さんの会社にいるメンバーを見渡してみてください。ここに挙げた特徴が多く見られないでしょうか?
多く見られた場合、将来の展望は間違いなく、明るくないと思います。
もし、ずっと会社にいたとして、自分の将来の展望が明るくないな・・・と感じている方がいましたら、転職サイト登録やエージェントに登録してみるのも手かもしれません。
あとはオンライン教材もいいかもしれません。ちょっとづつスキルアップを目指していきましょう。
少しでもいいので、準備をしておくのをお勧めします。
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