この話は、前の話
退職代行で習い事をやめてみた①~序章~
の続きになります。
いきなりこの記事に飛んだ方は、この記事からご覧いただければと思います。
※注意※
この話は、身バレを防ぐために所々フェイクを入れています。さらに詳細に書くと特定されそうなのでエピソードは大分端折っています。
そのあたりご了承いただけると幸いです。
この代表はまごうことなきサイコパスだったのですが、
ある出来事を機に、サイコパス度が加速することになります。
ある日、いつものように私がレッスンを受ける前、代表は私に言いました。
俺、ガンになった
代表は当時50代半ばにして、ガンになってしまったのでした。
(本人曰く、若いころの不摂生が祟った語っていました。)
その時は理不尽なことを言われることもありましたが、まだお世話になっているという面が強かったので、元気で帰ってきてくださいと送り出しました。
幸いかどうかは分かりませんが、ガンはそこまで進行していなかったためか、手術をうけてすぐに復帰となりました。
(余談ですが、手術のため入院した病院でも医療従事者に罵声を浴びせたそうです)
しかし、このサイコパスはガンから復帰してから、本性を現すことになるのです。
ガンにかかった人は、自分の人生について、人生で何を為すかということについて真剣に考えるようになると言います。
これまでに意識していなかった人でも「死」に直面することで、意識が変わるのかもしれません。
しかし、
「迷惑なサイコパス人間が人生で何を為すかを考え出すと、それは他人に迷惑をかけることでしかないのではないか?」
と私は一連の経験を経て感じることになりました。
少なくとも、ガンにかかって何かを成し遂げたいと考えたところで、人を傷つけていい免罪符にはならないと思います。
サイコパス人間は人と関わることなく、一人で永遠に寝ていて欲しいものです。
新コース設立!
このサイコパスはガン手術を経て、自分のこれまでの俳優養成所での指導経験から、
「俳優養成のメソッドを用いて、人生を幸せにするコース」を設立したいと言い始めました。
※注※
重ね重ね申し上げていますが、特定防止のためフェイクを入れています。特に何のコースかは分かりにくいかもですが、人を幸せにするための新コースだと思っていただければと思います。
そして、このコース設立のメンバーとして私が指名されることになったのです。
(拒否したら間違いなくキレてきます。)
ここから、苦難が始まることになるのです。
このサイコパス野郎は、このコース設立に命を懸けていることを公言していました。
他のレッスンや仕事の兼ね合いもありながら、このコースの準備とやらを進めていました。
その上で、私もレッスン教材を一部作成するなどを行っていました。
詳細はかなりぼかしていますが、コースの内容が極めて伝わりにくかったのと、
人生を幸せにするために俳優養成コースとやらに自ら進んで入りたいという人がいるのかは疑問でした。
それを代表に質問すると、
「絶対いる、そう思うのはあなたが集客をサボっているからだ」
と、全てはここに集約されます。逆ギレされることもありました。
よってまともに議論することもできず、代表は一人で話を進めていきます。
そうしていくうち、サイコパス野郎の要求はエスカレートしていきました。
- 私が作るレッスンの教材について、いろいろ足りないと要求
- もっと自分で考えて行動しろ(自分の思い通りにならない為)
- ブログを書け(集客のためにブログをはじめさせられた)
- 代表のブログをSNSで拡散しろ(S拡散しないことに対して急にキレてきた)
- 全ての時間をこのコースのために割け
などなど、様々なことを言われ、それに答えていきました。
(逆らうと、罵声を浴びせてきます。)
この小さな要求をのませて、さらに大きな要求をのませていくのは営業や心理術の本で良く見られるテクニックなのですが、DVや洗脳でも同様にみられるテクニックです。
こういった扱いをあなたに行ってくる人間には、注意したほうがいいです。
ちなみに、私は当時普通に会社員をやりながらレッスンを受けていたのですが、
さも仕事以外の時間を全てこのコースのために割け、それが当然のような物言いをされていました。
この時、この代表が用いていた理屈は、「口約束でも契約は成立する」ということでした。
代表の中で、私は仕事の契約を結んだということになっているらしいです。それらしい契約はした覚えがないですし、報酬なども一切頂いていません。
しかも、むしろレッスン代を支払っています。
(レッスン代は途中増税の為値上げし、さらに途中でコースの時間を増やすように言われたので支払う額は徐々に大きくなっていきました。)
このことについて突っ込んだ際は
・ごまかす
・自分はそれなりのことをレッスンで提供しているのだから当然と返す
(だからもっとレッスンにコミットしろとも言う)
・自分の理屈を持ち出して逆ギレ(契約を結んでいるのだから当然だなど)
するといった具合でした。
なお、私ともう一人、設立メンバーに指名されたレッスン生がいました。
彼はすぐに退会を申し出て、代表に罵声を浴びせられることになりました。
その後、代表曰く家庭の事情で退会していったとのことです。
(真意は不明です。ちなみに合同レッスンという形で代表&私ともう一人の3人でレッスンを行ったこともあるのですが、その時も罵声を浴びせられました)
そうこうしているうちに、レッスン前に気分が沈む、体調が悪くなるようになっていきました。
結論
・サイコパスにまともな倫理観はない
・小さい要求をのんだら、要求をエスカレートしてくる奴には注意
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